ピラネージは3D-CGパースのワークフローを変えます
SuperSoftの3Dデータを取り込み、豊富なフィルターを使って絵画調やパステル調といった描画表現に仕上げることができます。マルチペイントでは、水彩風、油彩風、イラスト風、オールドセピア風等20種以上の機能を搭載。
現況写真等と併せたフォトモンタージュ画像配置もきれいに作成。ライティング機能では、窓ガラスやエクステリアの照明など光源が瞬時に完成。
もはやパース作成に欠かせないツールとなったピラネージが、あなたのデザイン、アートワークを進化させます。
説得力のある2次元図面のプレゼンテーション
Piranesiでは、デザイン意図がダイレクトに伝わる印象的なパース作成を実現。
初期プレゼンや基本設計でのクライアントとのイメージ共有に有効です。2次元データを画像として読み込みカラーロックを活用しながら、テクスチャの貼り付けや豊富な2次元用点景のレイアウトを行うことで、クライアントに分かりやすいプレゼンテーション画像を作成することができます。
EPixファイル(Extended Pixel File)で高性能な自動処理を実現
PiranesiオリジナルファイルであるEPix形式は、画像ファイル形式TIFFをPiranesi用に拡張したものです。
通常の画像ファイルは、主にRGBの色情報から構成されますが、EPixファイルは、RGBの画像情報の裏に、奥行きとマテリアルの情報を付加しています。
それらの付加情報を利用することで、マスキングや、クリッピングなしで色を塗り分けられたり、物体の前後関係や投影角度を判断してテクスチャを変形するなどの自動処理を実現しています。
このため、ユーザーは余計な画像操作に煩わされることなく創造的なペインティング作業に集中できます。
テクスチャマッピング機能
テクスチャが面の傾き、スケールに合わせてマッピングされる様子
面の傾きに合わせて、自動で外壁、内装などテクスチャの向きを調整してくれます。テクスチャのスケールもモデルのスケールに合わせて自動的に調整されますので、わざわざテクスチャの大きさを調整する必要はありません。
点景配置機能
Zバッファを生かした奥行き情報を活用することで、何も意識することなく、配置した場所に応じた点景の大きさに自動調整されます。
また、障害物の奥に配置する場合も、自動的にマスキングされます。
レンタリング要らずの夜景表現
Piranesiのレタッチは、手描き風だけではありません。通常、レンダリング処理では、多数の光源などを設置して計算処理をかける大変な夜景表現の作成も、Piranesiでは数分で作成できます。
設計の初期段階のご提案に
設計の初期段階において、明確な建築物のイメージが固まっていないときに、Piranesiの表現によって押し付けがましくないCGを作成することができます。
また、飽くまでも「イメージ」として ご提案することで、クライアント様とのコミュニケーションを円滑に進めていくことができます。
柔軟な編集・修正に対応可能なレイヤー機能
マルチペイントで作成した水彩とパステル画を合成した画像(左)と、レイヤマネージャの拡大画面(右)
ガラス面などの複雑な色味を合成しながら作成するような場面や、パース提出後のクライアント様からの修正要望などにも、新たに実装されるレイヤー機能を活用すると、容易にイメージを作成していくことができます。
EPixファイル提供:スーパーソフトウェア株式会社